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祖父の入院先で認知症もあるパーキンソン患者に出会った

祖父がパーキンソン病で最終的に入院をした病棟では、ほかのパーキンソン病の患者さんも何人かしました。外来で祖父が通院しているときは、あまりほかの患者さんと話をすることもなく、パーキンソン病にこれほど多様な症状があるということを知らなかったのですが、入院するとその症状が明らかにわかりました。

 

ある人は歩行時に前方突進をしていくタイプ、ある人は、すくみ足でその場から動き出すことが出来ず、廊下にずっと立っている患者さんもいました。また結構多くてびっくりしたのが、認知症とパーキンソンがある患者さんです。

 

パーキンソン病で認知症がある患者さんは確率的に見ても少なくないそうです。また一般の人に比べても認知症になる確率が高くなるのです。パーキンソン病が脳内の神経伝達物質に起因して発症する病気ですよね。認知症も同じく脳内に起因する病気であるために関連性があることは頷けます。

 

また入院中に感じたことは、認知症のあるパーキンソンの患者さんは、結構凶暴だなということです。認知症は時に人格を変えたりすることもあり、よくも悪くもなることは理解しています。でもパーキンソンもある場合、幻覚が見られるということも多いそうです。

 

幻覚が見えると、独語が増えたり、被害妄想が強くなったりします。また暴言をはいたり、凶暴化することも。中には、独語のために個室で治療をしている患者さんもいました。でも歩けることが出来るとまた介護する側は大変なんですね。

 

誰も部屋にいないと部屋を出ようとする、ほかの病室に迷い込む、廊下で失禁をするなど。私の祖父の場合は認知症はありませんでしたが、認知症もあると、介護をする側も本当に大変になるということが理解できました。

 

病院は一応付き添いはいらないということにはなっていますが、やはり看護師だけで患者の危険行動が予防できない場合は、入院中の付き添いが必要になることもあります。そのために介護者を確保するために
家族が交代で付き添ったり、ヘルパーを雇ったり、大変な努力をされており、本当に在宅だけではなく、入院をしてからも大変なんだということが実感しました。